『シン・ウルトラマン』感想
※本編内容の記述あり
5月13日
『シン・ウルトラマン』観てきました
幼稚園くらいの時から怪獣図鑑を読みあさり、レンタルビデオ屋では過去のウルトラマンを借り、歴代OPがまとめられたCDを聴き、グレート、パワードに触れ、コスモスをテレビで見て、尚且つ毎年ウルトラマンフェスティバルに行っていた自分にとっては本当に楽しみで仕方がなかった
前日の夜からネットを断ち、仕事終わりに見た一発目の感想は
「これ、個人的には面白いんだが大衆にウケるのか…?」
という感想だった。
冒頭の怪獣ラッシュで度肝抜かれて
まさかのAタイプに驚き
ハイクオリティなあの回転に興奮し
ザラブ戦のBGMで感激しすぎて少し泣いて
メフィラスの去り際のセリフでハッとなり
ゼットン2戦目のいつものカットに感激し
最後のリピアにはただ感謝を抱く
そんな感じで初見時は過ぎ去っていったのだが
ふと冷静になると
「あれ…?リピアがそんな人間に対して好印象持ってくれるような描写なかったよな…?」
どうしてもそこが引っかかってしまった。
要因として神永の自己犠牲と大量の読書ぐらいしか無いよな…
とか思ったが、いかんせんこの映画を好きでいたいという思いが強すぎて色んなブログやTwitter上の感想などを見てなんとか自分を納得させた状態で5月15日に2回目を見たら初見時よりもさらにリピアが好きになりました。
まぁ正直ザラブ戦の前にハイライトでもいいから何体か怪獣倒してる描写を入れて、少しずつ一般人からの支持を集めてますよ!みたいなシーンを入れるとニセウルトラマンと相対する時のカタルシスがもっと強まったんじゃないかとか思ったし、ザラブまでを90分、メフィラス・ゼットンを90分の2部作でやって人間とウルトラマンの関係を濃密に描いてくれてたらラストのリピアとゾーフィの会話で多分死ぬほど泣いてた。
結論として、思うところはあるけど『シン・ウルトラマン』自分は好きです。というか、好きでありたいです。